CBDの価格が高いのはなぜ?
CBDの商品は価格が高めと感じる方も多いかもしれません。
メーカーや製法、CBDの含有量によっても価格は上下しますが、どの商品でもある程度の価格がついており、安価とはいえないでしょう。
それはやはり製造過程や原料となるヘンプの品質によるものです。
この記事ではCBDの原料やどのように作られているのか、また価格が高くなる理由について見ていきましょう。
あわせて賢い商品の選び方についても紹介するため、これから購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
CBDはどうやって作られる?
CBDは主に麻の成分から抽出されるカンナビノイドという天然成分のひとつです。
製造方法の工程は大きく分けて2つあります。
超臨界CO2抽出の方法
工程① 麻から成分を抽出する
抽出過程で薬品を使用せず、二酸化炭素しか使用しないため安心安全のクリーンな抽出法です。
コーヒーからカフェインを抽出したり、ビールのホップから繊細な香りの成分を抽出したりと、食の安全性が求められる現場でも使用されている方法です。
CBDにおいても同様で、大変高品質な成分を抽出することができる方法といえます。
工程② 脱炭酸
超臨界CO2抽出にて抽出した成分はまだCBD以外の成分が若干含まれています。
それを脱炭酸という方法で酸を排除し、ろ過することでCBD以外の成分を排除します。
その後、脱ろう処理で残った脂肪分などを除去することで、99%以上と純度の高いCBDを作り出します。
CBD原料の産地について
CBDの購入を検討している方にとって原料の産地はどこの国のものか気になる方も少なくないでしょう。
CBD商品のなかには「国産」と謳っているものもありますが、そもそも日本では麻の栽培が禁止されているため、原料自体はすべて輸入しています。
この場合、国産と謳うこと自体は問題はなく、原料を日本で加工して製品にしていることを意味します。
CBDの原料となる麻の主な原産地は、アメリカや中国です。
CBD商品はアメリカや中国産のものが多いですが、より質の良さを求める場合はヨーロッパ産がいいでしょう。
生産量ではアメリカ産や中国産が多いようですが、歴史的な観点から見るとヨーロッパはハーブ大国であり、元祖といえます。
ヨーロッパでは元々、ハーブを用いての治療に歴史があり、なかでもスイスでは医療用としての大麻の使用が認可されていることから、実際に使用している方も多いようです。
そのため、ハーブ自体の扱いが薬と同等という背景から、品質にこだわった原料の栽培をしています。
これらのことから、CBD商品を取り扱うブランドによって使用している原材料の産地はさまざまですが欧州産のものを使用している商品は比較的高品質だといえるでしょう。
CBDの価格が高くなるポイント
CBDの製造工程や原産地がわかったところで次に気になるのは、CBD商品の価格ではないでしょうか。
同じCBD含有商品でも価格に差があったり、表示がバラバラだったりするのは、どんなところにその違いがあるのでしょうか?
CBD成分の含有量
価格が高くなるポイントのひとつに含有量の多さが挙げられます。
含有量は商品によって異なるため、購入する際にはしっかりとチェックする必要があります。
CBDオイルの場合だと、「1本あたり000mg」といった表示がありますが、これがCBD成分の含有量を表しています。商品によってはCBD成分の濃度がいくつかラインナップしていることもあるでしょう。
しかし、濃度が濃ければ濃いほど良いというわけでもありません。少量から始めたい方や自身の適量を見つけたい方にとっては、濃いものほど調整がしづらいこともあります。
ご自身にとって摂りやすい形状、ご自身に合うものを見つけていきたい方にとっては含有量の多さよりも摂りやすさを重視して選ぶことをおすすめします。
抽出方法
抽出方法はいくつかありますが、「超臨界CO2抽出法」で製造されたCBD商品はCBDの純度が高く、保存しやすいという特徴があります。
CBD商品を選ぶ際には「超臨界CO2抽出法」を用いて製造されたものを購入することがベストであり、また、この方法は設備自体が高額であることから超臨界CO2抽出法で製造されたCBD商品は比較的高価だといえます。
CBDの賢い選び方
高品質な原料を用い、質の良い製造方法で作られたCBD商品は比較的高価なものではありますが、納得して使える商品だと思います。
そのため、多少値が張っても、原産国を明らかにしていたり、どこの国で製品化されているかなどの情報開示があるものを選ぶと良いでしょう。
また、CBDの含有量については濃度を元にオイル10mlあたりのCBDの量や、1mgあたりのコストパフォーマンスについて算出して比較してみることもひとつでしょう。
【高品質で安全なCBD商品を見分けるポイント】
・CBDの含有量が記載されている
・超臨界CO2抽出方法を用いている
・THCフリーの記載がある
・第三者機関での成分分析を行っている
以上4つの項目に気をつけながら選びましょう。
スイス産のCBDは医療グレードとして認められている、大変品質の高いものです。
また、産地だけでなく加工方法もCBDの効果に影響しています。
例えば、CBDオイルの場合は体内への吸収をサポートする中鎖脂肪酸100%のMCTオイルを用いているなど、加工工程にもこだわりを持って作られた商品を選ぶといいでしょう。
まとめ
CBD商品の価格が比較的高価であるその内訳は、原材料の品質の高さや高度な抽出方法などを保証するためだということがわかりました。
あまりにも安価なものは原材料の質が悪かったり、問題のある抽出方法だったりと粗悪品である可能性が高いため注意が必要です。
今回ご紹介した、高品質なCBD商品を見分けるポイントをしっかりとおさえ、納得できるCBD商品を選びましょう。
HELOO GOODAYで取り扱っている商品は世界最高品質のスイス製の原料を使用しており品質にこだわったラインナップとなっております。
注意事項
・本記事で紹介している論文や報告結果に関しては当社の製品に対するものではなく、CBDを始めとするカンナビノイドの成分に対するものであり、当社の製品の効果と直接的な関係はありません。
・日本ではCBDは医薬品および医薬部外品ではありません。疾患の予防や治療等は医師の診断のもと行いましょう。